こんにちは。
ここはオマケページみたいなもので、時々、リクエストとか管理人の気分次第で更新される、
すごく、どうでもいいページです。
「…のっけから、そんなコト言っていいの?」
いいんです。
どうせ、こんなページ、物好きしか見ませんから。
ところで、話って何ですか、げむくん。
「あぁ、跳水さん、電車男、読んだ?」
ええ、読みましたとも。
『努力』『友情』『恋愛』『成長』という、物語として必要な要素をすべて兼ね備えた名作ですね。
インターネットの、どこの誰かも分からないまま、彼らに励まされて物語が綴られていくのは、今までにないジャンルで斬新でしたし。ジョークもにやりとするものばかりでしたしね。
それがどうかしたんですか?
「うん、なんか、最近、ヲタクたちの地位が上昇してるみたいなんだよ」
はぁ?
「テレビの特集でやってたんだけど、一般的な女性が、ヲタクの男に興味を持ち始めたみたい」
日本語でおk。
そんな妄想語ってる暇があったら、さっさとマトモな男でも捜したらどうですか、げむくん?
第一、現実世界で、女の子で「僕」っ子はイタイですよ?
「…そんなズバズバ言わなくても」
まぁ、そんな本気で気にしているコトを言いまくるのはやめましょうか。
何せ、ここにげむくんが出演するの、本人に許可とってないですし。
それで?
その妄想が本当だったとしても、ヲタクみたいなキモい連中のドコがいいのか、私にはまったく理解できませんね。げむくんはヲタクが好きなんですか?
「そういうワケじゃないけど。でも、そういう人たちが言うには、一途なところがいいみたい」
………一途?
「うん、イケメンのちゃらちゃらしてる人たちって、いっつも浮気の危険性があるじゃない? 周りに可愛い女の子も集まってくるだろうし」
まぁ、そうでしょうね。
「だから、ヲタクみたいな一途な人もどうかと」
単に視野が狭いだけでしょう、バカですね。
「でも、見方を変えればありかもしれないよ。ヲタクだって悪いところばかりじゃないし」
膿だらけな気もしますが。
まぁ、けれど、地位が向上するのは、いいんじゃないでしょうか。
ニュースとかでヲタクが犯罪を犯すと、
作品をモザイクで隠したり、いかにも異常であるかのように誇張表現するメディアのせいで、かなりイメージが悪いような気がします。
マンガ見たことない人なんていないんですから、
ちょっとマンガ見まくってるだけで、何が悪いんだ、と言いたくなりますし。
それでも、ヲタクの人気上昇は、俄かに信じられないんですけれど。
「うーん、じゃあ、例えば、電車男の女の子バージョンを想像したら?」
…女の子?
「電車で出会ったヲタクな女の子が、最初はコンプレックスの塊だったけれど、男に好かれたいがために、服装とかに気を使って化粧とかして、自分を変えて一途に思ってくれるってのは?」
…予想外の展開ですね。
確かに、自分のために変わっていく異性を見るってのも、ある意味、快感ではありますね。
「ヲタクは恋愛沙汰に関しては無垢な場合が多いからね。その人なりにがんばるでしょ?」
けど、見た目が致命傷です。
「…君が言える言葉じゃないと思うよ……」
何か言いまして?
「う、ううん…。なんにも……」
まぁ、彼女たちが言っていることは、おおよそ理解できました。
でも、だから、どうしたんですか?
「イケメン養成学校でも作ろうかと思って」
ひなき…。
珍しく女の子らしく、イケメンの男が欲しいと言ったと思ったら、どうしてこんなクズなところにいるんですか?
「いいの。私も欲しいんだから」
なにを?
「彼氏っ」
無理でしょう。
僕っ子のげむくんのほうが、まだ希望ありますよ。
「え、そ、そうかなぁ…」
「そんなコトよりっ。そのイケメン養成学校を卒業するのと、もれなくファッションセンスも完ぺきに、流行の最先端を行き、どんな女の気を引けるようになる、純正のイケメンができるのよ!!!!ビバ☆純白!!!!!」
…思考が中二レベルですね。
でも、イケメンであれば、すぐに他の女の子も寄ってきて、色々と感化されてしまって、また汚れてしまうんじゃないですか?
「使えなくなったら、もう一度、学校に入学させて再利用するからいいよ」
環境に優しいんですね。
「21世紀だもん。一人一人が心がけなきゃ」
このページはフィクションです。
実際の登場人物はこのような性格ではありません。
これからも、
こんな凹凸だらけの3人組がお届けします。